9月28日、大阪カジノリゾートプロジェクトが大阪市此花区の人工島「夢洲」に決定しました。これまで大阪で最も「力強い」競争相手だった横浜市は今年8月に諦めることにしたと宣言しており、和歌山県と長崎県は狭いため競争力に欠けています。最終的に大阪はカジノリゾートプロジェクトに選定されました。
政府は、米MGMインターナショナルリゾート(全米最大級のリゾート施設)と日本オリックスグループ(日本初のリース会社)の共同開発で、大阪夢洲カジノを運営することを決めました。大阪の吉村知事は28日の記者会見で、「プロジェクトへの投資額1兆円規模は、現在の日本では珍しく、世界最高水準のIR (IntegratedResorts-カジノのある統合型リゾート)を目指します」と述べました。
初期投資額は1兆800億円で、上海ユニバーサル・ファイナンス・センター10カ所、北京ユニバーサル・スタジオ1.5カ所分に相当するということです。年間来場者数は2050万人、経済効果は年間7600億円以上を見込みます。大阪カジノはまた、約15000人の雇用を創出し、大阪の経済発展を大いに促進すると試算されています。